Webメール Denbun V3.3IR2.1
| 概要 | 使用できるアカウント | ご利用にあたっての注意事項 | クライアント動作環境 | 制限事項 | 機能 | Webメールへの接続方法(PC版、モバイル版) | マニュアル | 迷惑メールと判定されたメール | SSL対応について |
概要
このページはWebメール v3(Denbun V3.3IR2.1)のオンラインマニュアルです。
株式会社ネオジャパンの「Denbun IMAP版」をW3ProBizサーバーにカスタマイズしたWebメールをインストールしてます。Webメールをご利用いただくことで、ご利用のアカウントを用いて、ブラウザ上からメールの送受信を行うことができます。そのためインターネットへの接続環境がある場所ならば、 どちらからでもメールの送受信がご利用いただけます。また、携帯電話・スマートフォン・タブレットPCからもメールの送受信を行うことができます。
使用できるアカウント
Webメールv3をご利用いただけるアカウントはサイト管理者(admin)とメールアカウントです。
Webメールv3(Denbun V3.3IR2.1)は管理ツールの下記メニューからご利用ください。
■サイトマネージャーより
サイト管理者(admin) 「Web&FTP管理」→「Webメール管理」→「Webメール v3」
■メールマネージャーより
メールアカウント 「メールアカウント管理」→「Webメール v3」
ご利用にあたっての注意事項
お客さまの領域に、Webメールの動作に必要な /home/dnwmlroot/ ディレクトリが置かれております。 このファイルやディレクトリを削除したり変更すると正常に動作しなくなる可能性がありますのでご注意下さい。※1
※1通常利用において /home/dnwmlroot は、FTP接続時お客さまからは、見えなくなっております。
クライアント動作環境
ブラウザは、次の略語でご案内しています。
IE → Internet Explorer
FF → Mozilla Firefox
動作確認済み端末、OS、ブラウザ
【パソコン】
Windows 7 | IE8, IE9, IE10, IE11, FF28.0, Chrome33.0 |
---|---|
Windows 8 | IE10 |
Windows 8.1 | IE 11 |
Mac (OS X 10.6.7) | Safari 5 |
Mac (OS X 10.8.5) | Safari 6 |
【スマートフォン】
iPhone5 | iOS7.0 |
---|
※全ての携帯端末にて動作確認を行っているわけではありませんので、機種によっては正常に動作しない場合があります。ご購入前に、必ずお手持ちの携帯端末にて動作確認を行ってください。
【タブレット端末】
iPad2 | iOS 6.0.1 |
---|---|
iPad3 | iOS 7.0.2 |
iPad mini | iOS 7.1 |
Nexus 7 | Android 4.3 |
※全てのタブレット端末にて動作確認を行っているわけではありませんので、機種によっては正常に動作しない場合があります。ご購入前に、必ずお手持ちのタブレット端末にて動作確認を行ってください。
サポートを終了するOSおよびブラウザ
Windows XP | IE6, IE7, FF3.0, FF4, Chrome10.0.X |
---|---|
Windows Vista | IE7, FF3.0 |
Windows 7 | FF4, Chrome10.0.X |
Mac | Safari3, Safari4 |
制限事項
- ブラウザのjavascript機能を有効にしなければ正しく動作しません。
- 各種携帯の絵文字には対応していません。(文字化けを起こします)
- メールの送信先は256件まで指定可能です。「TO」「CC」「BCC」にそれぞれ最大256件まで指定可能です。
- UTF-8に変換できない文字列が含まれているメールを参照した場合、文字化けを起こす事があります。
- 送信取り消しが有効に設定されている場合、送信が完了する前にブラウザを終了してしまうと、メールは送信されず、下書きに保存されます。 送信取り消しが有効に設定されている場合は、上部に「メールを送信しました。」と表示されるまで、ブラウザを更新または終了しないでください。
- HTMLメールの場合、返信時の引用符は付加されません。
- Microsoft InternetExplorer での制限について
- Microsoft InternetExplorer 7 について
- 添付ファイルのダウンロード時にダウンロード画面で表示が固まる。
→クライアントマシン毎にMicrosoftの修正プログラムを適用いただくか、設定を変更いただくことにより本事象が回避できる場合があります。またインターネット一時ファイルを削除することで改善する場合もあります。 - IE7でファイル名に日本語を含む添付ファイルをダウンロードして保存しようとするとファイル名の一部が変わってしまう場合がある。
→クライアントマシン毎に更新パッケージを適用いただくか、添付ファイル名リンクの右クリックから「対象をファイルに保存」で表示される「名前を付けて保存」のダイアログ画面で、ファイル名を本来のファイル名に変更し保存下さい。 - Microsoft InternetExplorer 9 について
- 「メール作成」画面にて添付ファイルを正常に開くことができない
→Microsoft InternetExplorer10以降、あるいは他の動作確認済ブラウザでのご利用をおすすめいたします。 - 特定の文字列を含んだ受信メールを表示した際に、表示が崩れることがあります。
→Webメール管理画面より次の設定を実施してください。
基本設定 > 共通設定 > メール共通設定 > HTMLメール表示方法
「添付ファイルとして表示する」 を選択する
- Safari(ブラウザ)での制限について。
添付のドラッグ&ドロップによるファイル追加はご利用いただけません。
メール一覧にて頻繁にスクロールを行うとメモリの使用量が増大し、動作が重くなる場合があります。
ファイルのアップロードに失敗する場合があります。(Mac版Safariのみ)
※KeepAlive中の動作に問題があるようです。時間がかかりすぎて失敗していると感じた場合はリトライしてください。
入力モードを「ひらがな」に切り替えられなくなる場合があります。(Mac版Safariのみ)
パスワード形式の入力欄に一度フォーカスを当てると現象が発生します。
ショートカットキーを使用するか、入力モード切替のメニューから「再変換」を選択することにより、「ひらがな」に切り替えることはできます。
「ひらがな」に切り替えるショートカットキーは以下の通りです。
「ことえり」の場合:「control + shift + J」
「ATOK」の場合:「control + shift + Z」 - Firefoxでの制限について。
添付のドラッグ&ドロップによるファイル追加はご利用いただけません。
Firefoxのアドオンである、「Firebug」と「User Agent Switcher」を同時に使用していると、javascriptのエラー「userAgentButton is null」が発生します。 - Google Chromeでの制限について
添付のドラッグ&ドロップによるファイル追加はご利用いただけません。 - 送信に時間が掛かる場合、「プロキシサーバーでエラー発生」と表示される場合があります。 お使いのWebサーバーのタイムアウト時間を大きい値に設定することで問題を回避できます。
- 「メールの送信には成功しましたが、IMAPサーバーにメールを保存できませんでした。 Invalid Arguments: Unable to parse message [-22340]」と表示される場合があります。 大きいサイズのファイルを添付して送信した際に発生しやすいようです。他のメーラーでも発生することが確認できています。
- Yahoo!メールをご利用いただくことはできません。
- タブレット端末での制限について。
iPad2とAndroid 3.1/3.2では、以下の共通した制限事項があります。
右クリックを使用したコンテキストメニューの表示と、ドラッグ&ドロップ操作を行うことができません。
この制限事項に伴い、以下の操作を行うことができません。
メール系の画面
メールをフォルダに移動できません。
メールフォルダの名前を変更できません。
メールフォルダを移動できません。
アドレス系の画面
アドレスをアドレスグループに移動できません。
アドレスグループの名前を変更できません。
アドレスグループを対象に設定したメールの送信画面を開くことができません。
メール作成画面から開いたアドレス選択画面にてアドレスの詳細情報画面を開くことができません。一覧で複数項目の選択操作が行えません。
一覧で項目の詳細または編集画面から戻った際、一覧のスクロール位置が一番上に戻ります。
iPad2 では、以下の制限事項があります。
メール編集画面にてファイルを添付することができません。
アドレス帳をエクスポートすることができません。
Android 3.1/3.2では、以下の制限事項があります。
メール編集画面のHTML形式での編集の際、文字の選択と書式の適用が正常に動作しません。
メール参照画面にて、添付された「.eml」形式のファイルを開くことができません。 - メールボックス容量使用率表示を行った場合、メールボックスの使用量制限をかけていてもProBizのMail領域に 配分された全体の容量が表示されます。
- Androidタブレット/iPadにおいて、ShiftキーやCtrlキーによるメールの複数選択はできません。
- Androidタブレットにおいて、アドレス帳のエクスポートはできません。
- Androidタブレットの一部機種において動作に支障がある場合があります(Docomo Galaxy Tab 10.1 LTEにて確認)。
- desknet’s-eスマートフォン版、携帯電話版ではタブメニュー機能が使用できないため、シングルサインオン連携はできません。
- Androidタブレット、iPadにおいての印刷機能は、端末の印刷機能に依存しています。端末によっては使用できない場合があります。
機能
- メールの受信/整理/作成/送信/検索、階層化可能なフォルダ管理。
- 各種設定(個人情報/表示/開封確認/署名設定/迷惑メール/ゴミ箱)。
- 自動・手動フィルタリング。
- メール詳細検索。
- HTMLメールに埋め込まれているスクリプトの動作を停止
- 日本語のほか英語にも標準対応(ログイン時に英語と日本語の選択)。
※スマートフォン版のブラウザでは日本語のみ対応。 - 各種キャラセットに対応
詳しくはこちらをご覧ください。
v3 で追加された機能
- デザインの刷新(HTML5対応)
- 誤送信防止機能の搭載
- 添付ファイルの一括ダウンロード
- メールディレクトリ一覧における、サブフォルダ―の未読数表示対応
- メールプレビュー欄の拡大
- 各種ブラウザ対応(FF3.6/FF4/Chrome/Safari 4/Safari 5)
- スマートフォン対応(スマートフォン専用インターフェース)
- タブレットPC対応
- UIの言語で中国語に対応
- メール作成画面での印刷表示対応
- サイトマネージャーよりSSL対応が可能詳細はこちらをご参照ください。
Webメール v2から 改善された機能
- プレビュー中のメールを自動で開封済みにできるように改善
- アドレス帳表示を見やすく改善(アドレス選択の際に、表示するメールアドレスを絞れるよう改善)
- 設定画面をわかりやすく改善(すべての設定を一か所へ集約)
- 送信済みメールと下書きメールのBCCアドレスを表示するように改善
- メール参照画面からCCとBCCのメールアドレスを簡単にアドレス帳へ追加できるように改善
- メール検索において「未開封のみ」「フラグ付き」の条件でメール検索ができるように改善
Webメールへの接続方法(PC版、モバイル版)
※Webメール v3 を初めてご利用の場合は、インストールが必要です。 インストール方法はこちら をご覧ください。
●管理ツールへのログイン方法
Denbun全体の設定を行うのに利用します。
【 ログインURL 】
http://IPアドレスまたはドメイン名/WEBMAIL/dnwml3/dnwmlconfig.cgi
【 パスワード 】
adminのパスワードを入力してください。

●ログアウト方法
右上の「ログアウト」ボタンをクリックしてください。

●Webメール v3のログイン方法
adminやメールアカウントでWebメールをご利用いただけます。
※Webメール v3 を初めてご利用の場合は、インストールが必要です。 インストール方法はこちらをご覧ください。
【 ログインURL 】
http://IPアドレスまたはドメイン名/WEBMAIL/dnwml3/dnwmljs.cgi
【 ログインID・パスワード 】
ログインID → メールアカウントまたはadmin
パスワード → メールアカウントまたはadminのパスワード

[ はじめてWebメールにログインするアカウント ]
- 以下URLからWebメールにログインする。
http://IPアドレスまたはドメイン名/WEBMAIL/dnwml3/dnwmljs.cgi - 以下のメッセージが表示されるので、 [新規登録]をクリックする。
- [個人設定画面]が開くので、必要事項を記載する。
- 氏名 → メールの差出人
メールアドレス → ProBizで運用されているメールアドレス
ユーザーID → メールアドレスの@より左側
パスワード → 管理ツールで設定されたアカウントのパスワード
- Webメールへのログイン方法[モバイル版]
【 ログインURL 】
http://IPアドレスまたはドメイン名/WEBMAIL/dnwml3/dnwmljs.cgi
モバイル端末よりアクセスしてください。以上となります。
マニュアル
Webメールの利用方法等の詳細については、Webメール内-「ヘルプ」-「オンラインヘルプ」をご参照ください。
迷惑メールと判定されたメール
サイトマネージャーの迷惑メール隔離設定 において、「隔離する」と設定されているアカウントにつきましては、 各アカウントのメールボックス内に作成された 「MEIWAKU」フォルダ内に、自動で迷惑メールが隔離されるようになっております。
「MEIWAKU」フォルダ内に格納されたメールは、Webメール(Denbun)で接続してご確認ください。

※ MEIWAKUフォルダを削除してしまいますと、迷惑メール判定されたメールは行き場を失い、読むことができなくなります。 ご注意ください。
SSL対応について
Webメール v3ではサイトマネージャーよりSSL対応が可能です。
設定手順
サイトマネージャーへログイン
http://(お客さまのIPアドレス、またはドメイン名):8080
ログイン名:admin
パスワード:adminのパスワード

SSL化を実行
以下の画面で「インストール」ボタンをクリックすると、SSL領域でもWebメール v3が利用できるようになります。

- Web領域に約6MByteの空き容量が必要です。
- SSLオプション契約がない場合には、SSL対応はできません。
- サイトマネージャーよりWebメールv2をSSL対応にすることはできません。
Webメールv2のSSL対応をご希望の場合には、テクニカルサポートへお問い合わせください。