定期的なバックアップやミラーリング、ログ自動ダウンロードを、WinSCP のスクリプト機能と Windows タスクスケジューラで完全自動化する方法を体系的にまとめます。
目次
1. はじめに
- WinSCP.com のスクリプト機能は、対話なしでファイル転送を実行できます。
- Windows タスクスケジューラ と組み合わせることで、「毎日○時に自動バックアップ」や「平日のみログ取得」など、自由自在にスケジューリング可能。
- セキュリティ確保のため、ホストキー指紋固定や鍵認証を併用する方法も後述のサブページで解説します。
2. 定期バックアップやミラーリングの自動実行
- 概要:サーバー上の指定ディレクトリをローカルへ、あるいはローカルの更新をリモートへ、差分のみ自動同期。
- ポイント:
synchronize local
/synchronize remote
の使い分け、スクリプト中のoption batch on
/option confirm off
設定、タイムアウト調整など。 - リンク:▶︎ 詳細はこちら
3. ログの自動ダウンロード&保存
- 概要:アクセスログやエラーログなど、サーバーログを定期的にローカルへ取得し、日付ごとにファイル名を付けて蓄積。
- ポイント:
get
コマンドとローカル側のリネームスクリプト、SFTP/FTPの選択、ログローテーションへの対応など。 - リンク:▶︎ 詳細はこちら
4. まとめ & 次のステップ
- まずは 3.1.1 定期バックアップやミラーリングの自動実行 を実装し、差分同期の安定化を図りましょう。
- 次に 3.1.2 ログの自動ダウンロード&保存 で運用ログを自動収集し、トラブルシュートに備えます。
- 両サブページのスクリプト例を参考に、鍵認証 や ホストキー固定 を組み込み、セキュリティ面も強化してください。
これら2つの詳細ページを順にご覧いただき、WinSCP+タスクスケジューラによる完全自動化をマスターしましょう!